鼻うがいの話(その1)
今回から3回に渡って「鼻うがい」についての記事を、入門者から上級者まで対象に書き綴ってまいります。
それにしてもなんとまぁセンスのない画像だこと・・・。
でも既に3回分のトップ画像をまとめて作ってしまいましたので後2回、このセンスの無い画像を少し修正したものを使っていきます、ご容赦を。
それでは、
鼻うがい・鼻洗浄・鼻腔洗浄についての導入編です
- どうして鼻うがいが必要なのか、
- どうやって鼻の奥を洗うのかの方法、
- 鼻うがいの入門者・初心者から上級者まで。
実際の鼻うがい体験談を通して、面白おかしく進行していきまーす。
鼻腔内の洗浄(鼻うがい)は小学生時代に耳鼻咽喉科のドクターに毎日ヤラレていた話
幼い時はともかく病気が多かった私です。
鼻関連の病気だと「この子は蓄膿症です。蓄膿症は一生治りません」とか言われて、ナゼだか分からないままに、耳鼻科に通わされ、鼻腔洗浄をほぼ強制的にされました。
いらんっちゅーに。そもそも一生治らないというのなら、治療なんか最初からやる必要ないやんけ。
このように疑問に思いながらも子供なので逆らえずになすがまま。
1件目の耳鼻科の体験
ステンレス製の細長い管を鼻の奥に入れられてシューシュー。もぅめっちゃコレ嫌で嫌でたまらんかったです。
その後に自分でやるんですよ、洗浄水が入ったポンプみたいなやつで、鼻の穴に入れて、自分の手でグリップ握って、鼻の奥にぬるま湯を入れて洗浄をしろと。
子供にそんなこと自分でやらして出来るわけがないやんか。だから結果的には鼻の奥には水は入らず、指が入る程度の部分までチョロチョロと流すだけ。コレ全く意味なし。
こんな無意味なことを続けて、ちーっとも何にも改善しない。何か月通っても同じことばっかり。
さすがに母親も「もうええわ」って言ってくれて、その耳鼻科には通わなくて済むようになりました。
だから「違う耳鼻科に行きなさい」と、、、、やっぱり耳鼻科通わすんかい。
2件目の耳鼻科の体験
もうひとつの新しい耳鼻科はおじいちゃん先生でした。
あごの部分に受け皿を持たされて、1件目で自分が使っていたポンプと同じものを、この医院では先生が代わりにやってくれたんですね。
そしたら出るわ出るわ。鼻の奥から痰のような鼻水の塊がドロドロドローって。終わって30分くらいはスッキリさわやか状態になりました。
で、何年かして、違う耳鼻科で診てもらったら「この子は蓄膿症ではありませんよ」だってさ。良いのか悪いのか、よくわかりません。
で、何が言いたいのかといいますと、
耳鼻科に行けば鼻うがい=常識だった
鼻うがいをやらない人からみると、何か特殊なものというイメージがあるのでしょうが、私にしたらフツーです。
- 口の中を磨いたり、
- 眼球を洗ったり、
- 膣内を洗ったり、
- 直腸を洗ったりするでしょ。
だから鼻の奥も洗っても不思議でも何でもない。
体の穴になっている部分を洗浄液でキレイにするのは鼻も同じという感覚。
「ガラガラうがい」は喉を洗浄しているとは言えないかも?説
日本では「家に帰ったら手洗い、うがいはしなさい」と言われますが、外国では違うみたいです。
こんなので調べてみると、
フランスではうがいの習慣が無いとかナンとか。
(上記ページより一部引用)
他の国ではやらないのですね、うがい。
何でもむかーしむかしは海外でもやっていたそうですが、風邪予防に良いという医学的根拠がないと発表があってからはやらなくなったそう。
医学的根拠がないというのも習慣化している私たちにとってはがっくりです。
が…つい最近の研究では水うがいをする人はしない人に比べて風邪を引く人が4割程少ないことがわかっています!!
「うがい」は「鵜飼い」からきているので日本では定着してるのかな~なんてね。
耳鼻科でやったように鼻腔内の洗浄を習慣にしたらもっと健康になるかも
と、最近「鼻うがい」をやるようになってから切に思うのです。気分がスッキリするのです。夫婦ともども。
私も勇気をもって自宅でやってみたら成功して、今では歯磨き・顔洗いと同じような感覚ですよ、やらないとスッキリしない感じです。
だからこの「みちの世界wnotebook」を使ってシェアしたいのです、鼻うがいの習慣をね。
鼻うがいの最初の壁は「鼻の奥が痛くなるからやりたくない」
これは至極当然なハナシです。もっともです。私も経験ありますから。
プールの中で、鼻をつままずに水中で上下一回転したら、気圧の関係で水が鼻の奥までグォーって入ってきて。
この時はめちゃめちゃ苦しみました。鼻の奥に水が入るってこんなに痛く辛いものなのかってね。
でもなぜプールの水は痛いのでしょう。
昔、母のお腹の中に居たとき、水のプールの中で水をいっぱい吸い込んで平気でいましたよ。もうねぇ、それはそれは気持ちよくてね。一生ここから出たくないよ~と思ったものでした。
みちは胎内記憶のある子だったのか?
ウソです。すいません。私、嘘を申しておりました。
ここで言いたいことはコレ。
鼻腔に水が入っても痛くないんじゃないか? その水が羊水と同じなら。
つまり羊水を鼻の奥に詰め込めっちゅうことかいな?
違う違う。羊水は手に入らないけれど、それに近いような液体なら全く大丈夫なんじゃないかって言いたいのですよ。
「鼻うがい」で痛くならない水はどうやったら手に入るか
鼻に入れても痛くならない水とは、ズバリ体液と同じ水。
医学的には生理用食塩水といい、塩分濃度0.9%の水だそうです。
この後、次の記事では、この鼻に入れても痛くない、鼻うがい専用に調合されたあるものを紹介します。
そのまた次の次の記事では、鼻うがい専用液を使うよりも自分で水と塩で調合して作ってしまおうという内容を書きます。
だからここでは水と塩の割合の話はサラッと流して、塩分濃度より重要な水の要件を2つ書きます。
鼻うがい水の条件 その1
安心・安全な水を使うこと
水道水はダメ。浄水器を通した水か、自然水、飲んで安心な水を使いましょう。
塩素などの消毒用成分が入ったものは鼻腔内を余計に悪くします、しかも痛いです。「痛い」は体が拒否反応を示しているという印。
鼻うがい水の条件 その2
適切な水温で使うこと
氷水や熱湯を使うと、いくら塩分濃度が適切でも鼻に入れたら痛いです。
あたりまえやんクワーッ!そんな冷たい水で大丈夫なのは南極で泳ぐ魚くらいのもんだクワーッ!
私達は南極の魚ではないので、体温に近い水を使いましょうね。
まとめると、
鼻うがい水=「浄水器・ぬるま湯」
編集後記
今回は鼻うがい器具の紹介ではないので写真は用意できませんでした。
代わりに文字装飾して体裁を整えてます。
次回、次々回は実際に使用している鼻うがい用の器具を紹介するので写真多いですよ。
では次の記事でお会いしましょう。
次の記事