今日は我が家で使っている醤油の紹介です。
どんな醤油かというのを文字でダラダラ書くよりまずは写真で見てもらいます。
醤油を用意して醤油を生卵にかけるところまでの様子
まずは昨日の食卓、みちの夕食。
卵かけご飯に醤油をかける前の写真。
で、そのまま生卵の上に醤油をたらします。
そーっと、そっーっと。
おっと醤油をかけ過ぎてしまった・・・
いやいや、フツー醤油って醤油差しとかに入れて使わないか?
はい、醤油差しは使っていません。720mlの遮光瓶をそのまま使って大丈夫。
大丈夫って?すでにかけ過ぎてるやんか醤油。もうちょっと少ない量をかけることもデキるやろ醤油差しに入れたら。
いやいやNO問題。
この写真通り、かき混ぜたらワカランようになるし。
それに醤油多い方がウマいし一石二鳥かもしれんしね。
醤油と生卵を混ぜた後に黒ゴマ振って梅干しを添えただけのシンプル丼。
これを略して「卵かけご飯・黒ゴマ・梅干し入り丼」といいます。
命名そのまんま丼っちゅうこっちゃね。いつもながらのマズソーでインスタ映えしない写真だこと
いいんです。スマホ持たないし、インスタすることないし。
醤油に醤油差しを使わないのはどうして?
ところでどうして醤油差しを使わないのクワィ?
いろんな醤油差しを試してみたけど、どれもこれも使ってるうちに入口が塩で固まってきたり、入口の周りが醤油で汚れてたりで、なーんかお気に入りのないなぁって理由だから。
いっそ醤油差し使わずにそのまま瓶ごと豪快に使ってしまえという作戦なんですわ。
「頑固なこだわり醤油」というけれど、いったい何にこだわってるんですか?
例えば、こだわりのコーヒーって看板に書いてる喫茶店はコーヒーの何にこだわっているのでしょうか?
お店の看板や風になびいているのぼり旗に
- こだわりのラーメン
- こだわりの味
- こだわりのコーヒー
とかって書いてあるでしょ。
こだわりこだわりって、、、、いったいそのコーヒーの何にこだわってるの? 値段? コスト? 豆の種類? 水? 火? サイフォンとかドリップとか?
のぼり旗のキャッチコピーだけだと全然分からんでしょ。
ひどいときなんか聞いてみると「全部っ!」って言われた時アリマス。
コーヒーの全部にこだわっているっつうのは何にもこだわってないのと同じなんじゃないですか?
話は戻って今回紹介のこの醤油。
この醤油は〇〇にこだわっているから、私もこの醤油をこだわって使っています
↑
こーゆーことが言いたいの、今日の記事は。
はい、じゃ本題入りまーす。
杉の樽で仕込んで2年かけて醸造しているからこそ、この醤油を気に入って使っているのであります。
まぁゆうたら昔ながらの製法・醸造ってところかな。
大手スーパーの商品棚に並んでいる醤油。全てとは言わないけれど、脱脂加工大豆やアルコール、さらにはブドウ糖なども使っている醤油も一部にはあります。
もちろんそれが好き、大好きという人、それを知っててあえて選んで使っている人はもちろんそれでいいのです。
でもほとんどはみんな値段しか見ていないですね。あと原材料には無頓着、無意識。
えっ、ナニ?それがどうした悪いのかって?
うーんとね、もうちょっと分かりやすくするために年始の神社であった例えを使って説明しみようかな。
本物の甘酒は砂糖を入れなくても充分に甘いって知ってますか?
何年か前の新年の出来事です。
今はもうヒトゴミ多いので空いてる時にしか神社行きません。でも10年近く前は神社にも正月参ってました。
で、たまーにあるのが甘酒を無料で配っている、または1杯50円から100円程度での販売。
甘酒ってね、もしかして砂糖入れてるから甘いものって思ってません?
甘酒は時間をかけて寝かすからこそ、あの甘さが出るんじゃぞい。砂糖入れてる甘酒は甘酒じゃないわい。 砂糖酒じゃ!
そう、その通りです。本物の甘酒は時間をかけて発酵させるからこそ、あの甘味が出てくるのですよ。
こーゆー自然食品店で売ってるような甘酒、飲んだことなければ一度試しに味見してみてね。
現代人は白砂糖の味に慣れてしまって自然の甘さと白砂糖の甘さがテイスティングできなくなってる人もいる
まぁこれ読んでうなずいているアナタなら大丈夫でしょうが・・・
醤油は子供と同じ。時間をかけて育てる(発酵)もの
本物の醤油は1週間や1か月では作れないのです。1週間やそこらで発酵させて大量生産している醤油って、本当は本物ではありません。
即席で作った醤油は「醤油風の調味料」です。正式には新式醸造醤油と命名されています。本物はそんな短い時間で作れないのですよ。
醤油は子供を育てるのと同じです
子供を1週間で育てられるでしょうか?
必要な期間というものがあるでしょう。そりゃ進学塾通って先に知識や今の学年より上の問題解くとかっていうお子さんはいますけど。
でも本来は生まれて次は幼稚園か保育園・小学校・中学校・思春期やらなんやらと、必要な時間の長さが絶対に必要でしょ、より良く育てるためには。
知識は即席でできても、時間をかけなければ得られないものがあるのです。時間とともにしか得られない何かがあるのです。
すなわち、
醤油は子供なり。
醤油だけではありません。味噌も酢もお酒も、時間をかけて発酵させていくから本物が出来上がる。
1週間で育てた子供がいたとしたら、味のある子になるかなぁ、てゆうかムリだと思いまーす。
醤油が大人になるには時間がかかる、ついでに遮光瓶も大人の印。
ということで、フツーの場合、醤油は丸大豆と小麦、食塩を使って何ヶ月も何年も見守って育てるのが本来なんですね。
もっと言うなら透明なペットボトルじゃなくて光を遮る遮光瓶に入れる、これもこだわり。
これが私の当たり前な醤油イメージなのです。
だから黒ーい液体を黒ーいガラスで包み込んで守ってくれている、こういう醤油大好きです。
あなたもどうせこだわるとしたら値段以外のナニかにこだわりませんか。
それが~ 一番大事~♪負けないこと投げ出さないこと逃げ出さないこと信じぬくこと、ダメにーなーりーそうなーとーき、それが~一番大事ぃ
醤油は大豆で作るもの。じゃあ小豆で作ったこだわり醤油ってなに?
ところでタイトルには小豆で作った醤油って書いてるけど、小豆で醤油なんか作れるのクワィ?
おー、良いところに気が付きましたね。
それでは小豆で作った証拠写真をご覧ください。
ねっ、小豆で作ったと書いてありますでしょうが。
小豆島 やんけー、ショウドシマ。あずきとちゃうっちゅねん
小豆島は淡路島の四国寄りに位置する、のどかな島なのであります。有名なので知ってますよね。
醤油を選ぶなら杉樽仕込みをおススメします
- 農薬不使用栽培の国産丸大豆・国産小麦と原塩(天日塩)が主原料。
- 約2年かけて醸造した杉樽仕込み醤油。
- 杉の大樽で発酵・熟成させて造った最高状態のモロミ使用。
- 本醸造こいくちしょうゆ。火入れしてません。
- 風味・コク抜群。煮炊き、かけ、たれ、料理全般にお使い頂けます。
編集後記
昨日書く予定だった今回の記事ですが、今日書いて今日公開しました。
日を改めて落ち着いて書いた結果がこうなりました。慌てて即席で書かなくて良かった。脳内熟成させてから書いたんだねー醤油だけに。
まぁこんな調子で書いていくのが程よく、しかも肩の力抜いて楽しんで書けるってことなのかなーって思いました。
他にもこの醤油が写真でチラッと出ている記事はコチラ
ではまた別の記事で会いましょう。