ヴィーガンは動物性食品を食べないのか? 食べられないのか? どっち?
私はここ10年以上、ずーっと動物性食品を摂らないヴィーガン体質でした。
先月くらいから卵を1日か2日に1個、食べるようになりました。
だから厳格にはもうヴィーガンじゃなくなりました。
卵を食べている現在の心境、そして体の感覚はといえば、、、
- 食べたり食べなかったり。
- 体が欲したり拒絶したり。
- エネルギーが強かったり。
- エネルギーが弱ったり。
このように肉体反応がちょっと不安定。でも基本的には食べようとしています。
「なんでヴィーガンなの?」
「なんで動物性のもの食べないの?」
「食べないのか?食べられないのか?ドッチ?」
こーゆーの、今までずーっと言われ続けました。
どーしてヴィーガンになったかとかは話し出すと長くなるのでまたの機会に別記事扱いなり。
今はもう基本的には動物性食品を「食べない」んじゃなくて「食べられない」のですよ。
味噌汁にも動物性食品が含まれているのに普通の人は気付かない
先日、味噌汁の量り売りの会場がありまして、試飲もありました。
その味見の味噌汁を飲ましてもらったら、オェッっと吐きそうになったのです。
かつおダシが強すぎたからです 。
ちょっと別の例えをしましょうかね。
喫煙してた人が禁煙の1年後を例えに使ってヴィーガンの感覚を表現
私、生まれてから一度もタバコ吸ったことありませんし嫌いです。
でもね、喫煙者の人は服にヤニの臭いがたっぷり付いていても自分では分からないでしょ。
禁煙して何か月もしてタバコ吸わなくなってから、よーやくタバコ吸う人間に近づいて、過去の自分がタバコ臭をまき散らしていたというのが理解できる。
同じように、
動物性食品を止めて10年後に食べたら理解できる感覚がある
話の都合上、重複する行もありますが、流れなのでもう1回だけ同じこと書きます。
今日、味噌汁の量り売りの現場で味噌汁を試飲させてもらったんですよ。
そしたら吐きそうになったんですね。
こんな味噌汁飲まんときゃよかったと。
そう、かつおダシです。
「これって味噌汁じゃなくて、カツオ汁に味噌の色付けたスープちゃうの?」
つまりつまり、
普通の人は「味噌汁を飲んでいる」と思っているが本当は「ダシ汁を飲んでいる」だけ。味噌がメインの汁は飲んでいないに気付かない。これ正解。
この感覚はタバコ吸いがタバコ止めてからしか分からないのと同じ。仕方のないことです。
だからこの記事読んでいるフツーの皆さんはスルーしてくださいね。ヒトリゴトだから。
普段の私たちの食生活で、
味噌汁は味噌とお湯と野菜だけ
かつおダシなんて全く入れてない
味噌汁にはかつおダシもこんぶダシも、なーんにも入れてはいないのです。
それでも味噌だけの味でも美味いと感じる味覚が出来上がっているのです。
まぁ本物の味噌だから美味しいと感じるのかもしれませんが。
スーパーで売ってる殺菌済みの味噌汁では、かつおダシ・こんぶダシを強めれば旨味は十分出せます。美味しく感じることが出来ます。でもそれは味噌の味ではなくダシの味。
これって10年以上前の肉食時代には到底想像すら出来なかった領域です。だって1週間ずーっと焼肉を食べてた時代もあったのだから。
だから私は、肉大好き人間の気持ちも、ヴィーガンの気持ちもよく理解できる
生まれつきヴィーガンの人には肉食の気持ちは理解できない。
逆に、生まれた時から肉をアタリマエに食べさせられてきた人にはヴィーガンが別世界のように思えてしまう。または興味の対象、興味本位、あこがれ等。
肉食動物に草食動物の気持ちが分かるとは思えない。
ライオンにシマウマの気持ちが分からないのと同じ。
草食動物に肉食動物の気持ちが分かるとは思えない。
ウサギにトラの気持ちが分かると思えないと同じ。
もしもライオンに生まれて、記憶を残して来世にシマウマに生まれ変わったらどうなるでしょうか。
その通りじゃ。それにしても、こんなたとえ話を書いたブログ記事、初めて読んだわい。
最後にまとめ
何を隠そう、実は今回、「少し前までヴィーガン、今は卵を食べるので元ヴィーガン。卵を食べる理由を後付けで語る」と最初にタイトルを決めて記事を書き始めたのですが、その前段でヴィーガンの気持ち云々な内容になってしまいました。
急きょタイトル変更してヴィーガンの気持ちがテーマに切り替えました。
なので、本題は次のコノ記事に回します。